(前列左から)板垣恭一さん、廣野凌大、平間壮一、新藤晴一、(後列左から)山口乃々華、小南満佑子、美弥るりか、平岡祐太

(前列左から)板垣恭一さん、廣野凌大、平間壮一、新藤晴一、(後列左から)山口乃々華、小南満佑子、美弥るりか、平岡祐太

 ロックバンド「ポルノグラフィティ」のギタリスト・進藤晴一(48)が1日、東京都内で行われたミュージカル「ヴァグラント」の記者会見に出席した。同作は100年前の日本を舞台にさまよう者を描いた新藤が初プロデュースし、原案や作詞、作曲を手がけるオリジナルミュージカル。俳優の平間壮(33)と廣野凌大(25)をダブルキャストで主演に迎え、板垣恭一さんが脚本・演出を担当する。

 元々ミュージカル好きで「メリーポピンズ」がきっかけで制作に挑戦したという新藤は「自分が高校生のときにバンドをやっている人たちを見て『かっこいいな。自分もやってみたいな。じゃあ仲間集めてやろう』っていうほとんどその感覚でスタートした」と振り返り、「バンドのときにはメンバーがいたし、今はこういう仲間たちがいて僕が本当にやりたいと思ったことをこの器の大きな人たちにぶつけて、ここまでをつくってもらったって感じです」と感謝を言葉に込めた。

 また、稽古場の様子を聞かれ、「とても良い感じで仕上がっていて本番までさらに煮詰まっていくと思うと、原作者だからということではなく、ただ楽しみです!」と手応えを感じている様子。「損得じゃなくて面白いものつくってやろうという思いは音楽にも必要だし、僕が稽古場で大きく感動していること」と語り、「”文化祭感”はエンターテインメントの場には大切なんだなっていうのを強く感じてます」と力説した。

 公演は東京・明治座で19日から31日まで、大阪・新歌舞伎座で9月15日から18日まで行われる。

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